状況把握のポイントは「なんとなく」 - フットサル初心者が「個サル」で活躍する方法

状況把握のポイントは「なんとなく」

こんにちは。

佐藤タカヨシです。

今日は、前回記事の中から「状況把握」について詳しく書きたいと思います。

あ、前回記事でもお伝えしましたが、今回はボールを貰ってから」の状況把握についてです。

いきなりいっぺんに色んな事をやろうとしても難しいですからね。

まずは出来る事からひとつずつ、です。

流れとしては「ボール来る→トラップ→顔を上げる→状況把握→選択肢→決断→実行」という感じです。

それでは早速はじめていきましょう!!

IMG_4032[1].JPG

〜ラインナップ〜
・状況把握の重要性
・状況把握のポイント
→味方の位置
→相手の位置
→スペース


「状況把握の重要性」

まず最初に、状況把握の重要性についてお伝えしたいと思います。

なぜ状況把握は重要なのか?

それは「最も可能性の高いプレー」から逆算していけば自ずと見えてきます。

@「最も可能性の高いプレー」をする為には?
→「決断の精度・スピード」を高める事が重要。

A「決断の精度・スピード」を高める為には?
→「質の高い選択肢」を素早く見つける事が重要。

B「質の高い選択肢」を素早く見つける為には?
→質の高い情報を素早く集める事が重要。

「最も可能性の高いプレー」をする為には、その為の「準備」がとても大切です。

そして、その「準備の第一歩」となるのが「状況把握」なわけです。

「状況把握の質」を高める事が、その先の「選択肢・決断・プレーの質」を高める土台になるという事ですね。


「状況把握のポイント」

※タイトルが違うのは前回記事の使いまわしだからです!!でも本命はコッチです!!

では、いよいよ本題です。

状況把握で「確認すべき情報」とは何か?

それは「味方の位置」「相手の位置」です。

・・・・・・・・・・・・当たり前ですね!!

いやもちろん、ちゃんとポイントはありますよ(*‘ω‘ *)!!

「状況把握のポイント」としては以下の2つです。

@「相手の位置」は「味方の位置」のついで
A「視点」は「いちばん遠い味方」


@「相手の位置」は「味方の位置」のついで

先ほどもお伝えした通り、状況把握に費やせる時間は限られています。

そんな中で「状況把握の質」を高める為には優先順位を付ける事」がポイントになってきます。

「大切な情報」から取得する癖を付ければ、自ずとプレーのクオリティは向上していきます。

そしてもちろん。

「最優先事項」「味方の位置」です。

味方の位置がわからなければ選択肢のつくりようがないですからね

「相手の位置」はそれのついでです。

まぁついでと言ってしまうと語弊がありますが、優先度としては「味方の位置」よりも低いです。

「味方の位置」を確認しながら、味方に対して相手がどの位置関係にあるか」をなんとなく見るくらいの感じですね。

ex)
→パスカットされないかどうか。
→味方が囲まれないかどうか。

総じていうと「味方が困らないかどうか」という事になります。


またコレに加えて「スペース」も把握出来るようになると「選択肢」はより広がりをみせます。

ex)
→「味方へのパス」に加えて「味方へのスルーパス」も選択肢にする事が出来るようになる。

ポイントとしては「スペースになりそうなエリアを見つける」という事です。

なぜなら「今あなたが見ているスペース」は、1秒後には消えているかもしれないスペース」だからです。(人間は1秒あれば5mくらいは動けますからね。)

フットサルは「予測のスポーツ」です。

人やボールの動きを予測しながらプレーする事がとても重要です。


A「視点」は「いちばん遠い味方」

2つ目のポイントは「いちばん遠くにいる味方を見る」という事です。

※こんな感じです。もれなく味方全員を把握出来ます。

なぜなら「遠くの方」を見れば「近くの方」もなんとなくは視界に入るからです。

「なんとなく」でも知っているだけで、次のプレーをイメージする事が出来ますからね。

当たり前の話ではありますが、コレが結構重要なんです。

いちばん遠くを見る事が出来れば、なんとなくでも全体の状況把握」が出来ます。

しかし、近い味方を意識して見てしまうと遠くにいる味方の情報量」=「0」です。

情報量が「0」だと、その味方を選択肢に含める事は出来ません。

だからこそ、状況把握の際に意識すべきは「遠くにいる味方」なんですね。

ちなみに「なんとなく知っている」というのは「ビブスの色」ユニフォームカラー」程度で十分です。

そこから、その味方は「誰なのか」や「どんな状態にあるのか」などまで把握出来るように「スキルアップ」をしていけばいいわけですからね。

このように、味方がどこにいるかを「知っている」のと知らない」のとでは全然違うわけです。


「最後に」

何度も言っちゃってますが、ぶっちゃけ全ては「なんとなく」です

「状況把握する時間」は限られていますからね。

あんまり状況把握に時間を割いていると「足元がお留守」になってしまいますので。

相手からすれば、状況把握なんて「ただのよそ見」ですからね。(ノールックパスとかは話変わってくるよ!!)

ただもちろん、意識しながら経験を重ねていけば自ずと情報の質」は高くなっていきます。(把握のスピードも)

つまり同じ時間でも、意識次第で「なんとなくの情報」確かな情報」にする事が出来るという事ですね!!

ex)
「なんとなくの情報」→相手・味方の位置関係程度
「確かな情報」→相手・味方の位置関係+状態(身体の向きや重心、進行方向など)

※状況が把握出来ても困る事はあります。

という事で今日は以上です。

次回は「選択肢」について書いていきたいと思います。

「状況把握」からどう「可能性の高いプレー」に結びつけるのか。

「プレーの決め方」その基準についてお伝えしていければと思います。

是非お楽しみに!!


P.S
状況把握が「パスを出せる味方を探す為」になってはいけません。

あくまで「自分で判断をする為の状況把握」という考え方である事が大切です。

パスを出せる味方を探しているだけでは一向に余裕を持つ事は出来ませんからね。


P.SA
「状況把握の考え方」「ボールを持つ位置」によって変わってきます。

ex)
・「低い位置」→ピッチを全体的に把握
・「高い位置」→ゴールに必要な状況を把握

つまり「低い位置」から「高い位置」へと移っていくにつれ、優先事項が「全体」から「ゴール」へと変わってくいくという事です。

大事なのはゴールですからね。

長文お読み頂きましてありがとうございましたm(_ _)m
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