「ボールの貰い方」〜駆け引き編〜 - フットサル初心者が「個サル」で活躍する方法

「ボールの貰い方」〜駆け引き編〜

こんにちは。

佐藤タカヨシです。

本日のテーマは「ボールを貰う時の駆け引き」についてです。

〜ラインナップ〜
・「最初に」
・「相手の騙し方」
・「駆け引きで最も重要な事」
・「駆け引き=心理戦」
・「駆け引き≒ギャンブル」
・「最後に」

「駆け引き」と一口に言ってもいろいろありますが、まずは前回記事の流れを汲んで「ボールの貰い方」に絞りたいと思います。

自分が狙ったボールの貰い方を実現する為には駆け引きをして相手の裏」突けるとより効果的ですからね。

それでは早速はじめていきましょう!!

IMG_3126[1].JPG
なんだかいい感じに「明るい部分=私のスペース」みたくなってますね!!



「最初に」

「駆け引き=相手を騙す」です。

では、何の為に相手を騙すのか?

それは「快適なプレー環境」をつくり出す為です。

「快適なプレー環境」=目的

この目的を達成する為に駆け引きをするわけです。

この「目的意識」を持つ事がとても大切です。

「何が目的でそのプレーをするのか」を常に考えながらプレーする事で、判断基準が明確になり、思考も整理されていきます。

思考が整理されれば「瞬間的な判断」も段々と出来るようになってきます。
(引き出しを開けるだけだから。)


「相手の騙し方」

では、相手を騙すには何をすればいいのか?

それは「狙いと逆の素振りを見せる」です。

狙いと逆の素振りを見せる事によって、相手にそっちが自分の狙い」だと思い込ませるわけです。

基本的には以下のふたつですね。

@「足元で貰うフリ」をして裏で貰う

A「裏で貰うフリ」をして足元で貰う


とってもシンプルですが、巧く騙せれば効果バツグンです。


「駆け引きで最も重要な事」

さて、ココで問題です。

駆け引き、つまり「相手を騙す事」において最も重要な要素は次のウチどれでしょうか?

@演技力
A演技力
B演技力

そうです「演技力」です!!

相手を騙す為には「演技力」が必要不可欠となります。

先ほどの動画は「演技力皆無」でしたけどね!!
(アレはとっても悪い例です。雰囲気だけです。)

良い子のみんなはマネしないでね!!


また、演技は相手にとって「危険な場所」であればある程に効果があります。

例えば「裏のスペース」です。

前回の記事でもお伝えしましたが、裏のスペースとはディフェンスにとって「最も警戒すべきエリア」です。

そこで「ちょっと裏に行くフリ」「本気で裏を狙うフリ」では、相手が感じる「恐怖感」にえらい違いが生まれます。

相手にどれだけ「ヤバい」と思わせる事が出来るか。

それが駆け引きの成否を分けるカギとなります。

だからこそ「演技力」というのはとっても大切な要素なんですね。


最終的には。

「足元」「裏のスペース」両方の貰い方を織り交ぜて「どっちが狙いかわからない」と相手に思わせる事が出来れば、もう主導権はあなたのモノです。

ディフェンスは「迷うから騙される」のです。

相手を騙す為に、使えるモノはなんでも使いましょう!!


「駆け引き=心理戦」

駆け引きとは、いわば心理戦です。

例えば「回数」だって駆け引きの材料になります。

じゃんけんと一緒です。

相手が「グー」を二回連続で出してきたとして、次の三回目は何を出すでしょう?

・「二回連続でグーなのだから、次はきっと変えてくるだろう」
・「二回連続でグーだけど、もしかしたら次もグーを出してくるかもしれない」

こんな経験ありませんか?

このように、回数だけでも相手を迷わせる事は出来ます。

そして「迷った時点」「出足や反応」は確実に遅れます。

駆け引きにはいろんな要素や材料がありますので、是非いろいろと試してみてください^^


「駆け引き≒ギャンブル」

駆け引きとは、ある種ギャンブルと一緒です。

「相手が自分の思惑通りに動いてくれる」とは限らないからです。

でも、だからこそおもしろいんです。

駆け引きが成功した時の喜びが大きいんです。

それもまた「フットサルの醍醐味」のひとつですね。


「最後に」

相手を騙す為に行う駆け引きですが、同時に味方も騙してしまう」と意味がありません。

「相手は騙しても味方は騙さない」を実践する為のポイントとしては。

「味方がパスを出すタイミング」までに「相手を騙し終える」という事です。
(いっこ前のタイミングで駆け引きを終わらせる)

その為には「予測する事」がとても大切になってきます。

・味方にボールが渡りそう
→自分へのパスコースがありそう
ボールを貰う場所を決める
駆け引きをする(アクションを起こす)
→味方にボールが渡る
フリーな自分にパスが来る

流れとしてはこんな感じです。

ただ、あくまで基本的な想定なので、別に味方が騙されさえしなければいつ駆け引きを行おうが自由です。


と、いう事で以上です。

いかがでしたでしょうか?

「駆け引き」にはホントにいろいろな要素があります。

今回は「ボールの貰い方」に絞って書きましたが、今後もちょくちょく書いていきたいです。

少しでも参考になれば嬉しいです^^

それではまた次回!!


p.s

ぶっちゃけ「快適なプレー環境」をつくり出すのに必要なのは「駆け引きだけ」というわけでもありません。

「相手の視界」から外れていれば、基本的には狙い通りの場所で貰う事が出来ます。

相手が「自分を認識出来ていない」わけなので。

相手が「自分を認識出来ている場合」ならば「駆け引き」の出番です。

状況に応じた使い分けが出来るとベストですね!!


p.s2

「駆け引き失敗例」です。

もちろん、最初から「ボールキープ」「ポストプレイ」が目的であれば「狙い通り」です。

長文お読み頂きましてありがとうございますm(_ _)m

次回もお楽しみに!!
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