保険屋フィクソさん - フットサル初心者が「個サル」で活躍する方法

保険屋フィクソさん

こんにちは。

佐藤タカヨシです。

今日は前回記事の流れを汲んでいきます。

テーマは「ボールを貰って困ったら」です。

それでは早速はじめていきましょう!!

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困ってますねー。


「おさらい」

前回記事で「ボールを受けやすい位置」として「サイドライン際」「最終ライン上」
ご紹介しました。

ボールを受けやすい理由
・相手からのプレッシャーがそんなに強くない
・「見えない敵」に怯える必要がない
・「ボールロストの危険性」と「失点の危険性」が他の位置よりも低い

もちろんポジショニングは自由です。

ただ「どこにいればいいのかわからない!!」という方の為に、オススメスポットとして
このふたつをご紹介させて頂きました。

お困りの際には是非ご利用くださいm(_ _)m


そして!!

そんな比較的自由度の高い位置でボールを受けた場合、基本的にあなたは
「何でも出来る状態」にあるわけです。

そんな時にどうするか?

パス?ドリブル?シュート?(はちょっと遠いか)

「フリーな状態」でボールを受けた場合、あなたには無数の選択肢」があります。

そして、そこで何をするのもあなたの自由です。

ドリブルしたっていいし、パスをしたっていいし、シュートをしたっていいんです。

・・・とか言われても困りますよね。

でも、それはそれでホントの事なんです。

逆に言えば「何をすれば正解なのか」という答えは存在しないという事です。
(結果的にゴールが決まればそれが正解なわけですから。)

じゃあなぜ私はこんな記事を書いているのか?

それは。

「何をしたっていい」という自由に不安を覚えるあなたに!!

最低限の安心を保証してくれる「保険屋さん」をご紹介する為です!!



「保険屋フィクソさん」

それは「フィクソにボールを戻す事」です。(ホントに困ったらゴレイロまで)
※あくまで基本的な状況を想定しているので、状況次第では難しい場合もあります。’
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コレは基本的に「フィクソがフリーになりやすい為」です。

その理由は、守備の目的は「失点をしない事」なので、相手側からすれば自陣の
ゴールから最も遠い位置にいるフィクソにはプレスを掛ける必要が少ない為です。

また、フィクソにプレスを掛けてしまうと中が空いてしまうので、ピヴォへのパスが
通りやすくなってしまいます。
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中を使えると「攻撃側のバリエーション」が増えるので、守備側としてはフィクソにプレスを
掛ける事よりも「攻撃側の選択肢を制限する事」の方が重要になってきます。

だから、基本的に「フィクソはフリーになりやすい」んですね。
(だから、基本的に「ピヴォはフリーになりにくい」んですね。)

であれば「あなたが困った時」には、フィクソはとても大きな存在となります。
(基本的には、常に「安全な選択肢」をひとつ確保出来ている事になるわけですから。)
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常にフィクソが「保険として機能しているかどうか」を確認出来る癖を付ければ、
あなたの「ボールロスト率」は劇的に低くする事が出来るようになると思います。

そして、だからこそ「フィクソが身近にいる」サイドライン際や最終ライン上に位置する事が
「プレーに慣れていない最初のウチ」はとても大切になってくるのです。

もちろんプレーに慣れてきたらどんどんポジショニングの幅を広げていきましょう。
(ブログの方でも今後、どんどんとステップアップしていきます。

まずは「ボールを奪われない事」が大切なので、最初の段階で困ったらフィクソ」
意識付けしていく事はベースとしてとても重要だと思っています。
(その上で他の選択肢を増やしていくのが理想的です。)


「プレーに慣れる為に」

フットサル初心者の方にとっての最初のステップはプレーに慣れる事」だと思います。

その為には「たくさんボールに触れる必要」があると思います。
※ドリブルなどで何回ボールに触ったかではなく、チームのプレーに何回関わったか。
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※「たくさん触る」の勘違いver.


「攻撃の基本はパス」です。

「パスして走る」「パスして走る」「パスして走る」

コレの繰り返しです。

で、相手ゴール前まで来たら「ゴールに向かってパス(シュート)です。

つまり、ぶっちゃけ「パスだけでも攻撃は成立する」んですね。(上手くやれば)

なので、まずは「パスだけでも攻撃は出来る」というのを感覚的に掴む事と、パスを繋ぐ事で
「攻撃に参加している実感を得る事」が大切です。

ドリブルは後からでも全然大丈夫です。(あくまで+αのスキルと捉えてください。)

むしろドリブルばかりする人は「周りから嫌われてしまう可能性」があるので注意が必要です。

「ドリブルばっかの人」よりも「パスばっかの人」の方が好感度も高いです。

ドリブルは「要所で使う」という感覚でいた方がいいと思います。


「結論」

結論としましては。

「ボールを貰ったら何したっていい」けどパスをたくさんしてプレーに慣れた方がいい」
そして困ったら「保険屋フィクソさんがいる」という事ですね!!


ワンポイントアドバイス

加えるなら「パスをくれた人に返す」という意識を最初のウチに癖付けていくとよりgoodです。
(フィクソに限らず)
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こういうこっちゃないですね。


なぜなら「パスをくれた人に返す」という、コレすなわち「ワンツーパス」だからです!!

もちろん間に相手がいなければ「崩しのワンツーパス」にはなりませんが、それでも!です。

「パスをくれた人に返す」というのは「攻撃における崩しの基礎」なんですね。

なぜなら「ディフェンスに的を絞らせない」為の最もシンプルなプレーだからです。
(ココらへんのパスの話は、今後のブログでより掘り下げていく予定です。)

それを最初のウチに感覚的に身に付けよう!!というわけです。

(もちろん「パスをくれた人」がその後も「パスを出せる状態にある」とは限らないので、
状況をよく確認する必要はありますが。。。)

ちなみに、この「パスをくれた人に返す」という感覚を持っている人は、実は経験者を含めても
そんなに多くはいません。

つまりはココが「経験者との経験の差を埋めるチャンス」という事ですね!!

こういったチャンスを、ブログでは今後も散りばめていきたいと思います。

大事なのは「どれだけ考えるか」と、その考えを「どれだけプレーに反映出来るか」です。

(「経験の差」つまりは「時間」を「考える力」でカバーしていきましょう!!という事ですね。)


また「パスをくれた人に返す」というのは、繰り返すウチに段々とリズムが生まれてくるので、
ただのパス交換でもすこぶる楽しくなってくると思います。

気付くと味方がフリーじゃなくなっているのにパスを出して取られちゃう
「パス楽しいあるある」に陥る可能性もあります。)

でも、この「パス交換が楽しい!!」という感覚がとても重要なんです。

この楽しさに気付いてしまったら、あなたはもうフットサルの虜になってしまう事でしょう。。。


と、いう事で今日はココまでです!!

長文お読み頂きましてありがとうございますm(_ _)m

それではまた次回!!!


「今日の一言」

「いくら自分がフリーだからと言って不必要に持たず、シンプルにテンポ良く捌いていく」というのが
個人的にはスゴく好きなプレースタイルですし、賢いプレーヤーとしての在り方だなと思っています。
(その理由や詳細については今後少しずつお伝えしていければと思っています。)

また、プレーに慣れてくれば、自ずと視野も広がってくると思います。

つまり、他のポジションでのプレーを可能にする為の素養・素地が養われるという事です。

最初は「ボールを貰ったらフィクソに渡す(返す)」を基本として、慣れてきたらフィクソ以外の味方を
チラ見するようにしていきましょう。

そして、見ているウチに「あれ?もしかしてあの人フリーじゃね?」とか「あれ?ドリブル出来んじゃね?」
などの新しい発見があるやもしれません。

その発見をしてしまったのならば!

迷わずチャレンジしていきましょう!!

それがあなたの成長を加速させてくれます。

p.sオフショット
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困り過ぎたのでオフショットです。
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