「実戦で現在地を知る」
2015年06月20日 23:48
| 上達の仕組み
こんにちは。
佐藤タカヨシです。
今日は「上達の仕組み」の「A実戦で現在地を知る」についてお伝えしていきたいと思います。
〜ラインナップ〜
@「現在地を知る」とは?
A「出来ない事を見つける方法」
→A「記憶に残す」
→B「リスト化する」
それでは早速はじめていきましょう。
@「現在地を知る」とは?
わかりやすくする為に、またまた「上達の過程」を引っ張り出します。
「わからない」→「わかる」→「出来ない(出来る)」→「出来る」
「現在地を知る」〜該当部分〜
「わかる」→「出来ない(出来る)」
「現在地を知る」というのは、わかる事が自分にとって出来るのか出来ないのかを確かめる、という事です。
「自分の現在の実力」がわからないと、上達していてもそれを「実感する事」が出来ませんからね。(前から出来る事なのか、今出来るようになったのかがわからない為。)
ココで重要となるのが「今の自分に出来ない事を知る」という事です。
なぜならば!
「出来ない事の数」=「上達の伸びしろ」だからです。
出来ない事の数の分だけ、あなたには「上達を実感できるチャンスがある」という事なのです。
最初は出来ない事が多くて嫌になるかもしれませんが、そういう時こそ考え方を変えてみましょう。
大事なのは出来ない事に対して「どう向き合っていくか」です。
その姿勢次第で、あなたの「上達のスピード」は変わってきます。
A「出来ない事を見つける方法」
A「記憶に残す」
出来ない事を見つける為には、とにかくたくさんプレーするしかありません。
ただ、いくらたくさんプレーしても闇雲にやっていては意味がありません。
大事なのはプレーしながら「考え続ける事」です。
また、自分のプレーひとつひとつを「意識的に行なっていく事」も大切です。
なぜなら、そうしないと自分のプレーを「記憶に残す事」が出来ないからです。
ゲーム中はプレーが続く為、なかなか「振り返る時間」がありません。
その為、ゲームが終わった後に自分のプレーを思い返して「出来なかった理由」を考えるにはプレーを覚えておくしかないわけです。
(「出来なかった理由の見つけ方」については次回以降の記事でお伝えしていきます。)
B「リスト化」
出来る事・出来ない事それぞれを「リスト化」する、というのも上達の為には効果的な方法です。
「出来ない事を減らし出来る事を増やす」のが上達です。
リスト化すると、その増減が一目でわかるので「上達の実感」を視覚的に捉える事が出来ます。
基本的に、実戦で一度でも成功したら「出来る事リスト」に加えちゃっていいです。
なぜなら、一度でも成功したらそれはあなたにとって「出来る事」だからです。
(「成功率」となると話は少し変わりますが、その場合はカテゴリーを分けたりするといいかもしれませんね。)
もちろん最初は「インサイドキック」とか「足裏トラップ」などのカンタンなプレーで全然いいです。
大事なのは「出来る事リスト」を増やして「上達を実感する事」ですからね。
そうする事でフットサルが楽しくなり、モチベーションにも繋がっていくと思います。
目標としては「一日一個」がいいと思います。
あまり目標を多く設定すると段々と辛くなってきてしまうので。
フットサル自体が楽しめなくなったら本末転倒ですからね。
それに一日一個の目標でも、例えば週に2回程度個サルに参加すれば「月に10個」出来る事が増えるわけです。
なかなかいい感じじゃないですか?
出来ない事を出来る事に変えて「自分の武器」を増やしていきましょう!!
と、いう事で。
今日はココまでです。
次回は「上達の仕組み」の「B原因の明確化&修正作業」となります。
「上達の仕組み」もいよいよ大詰めです。
次回もお楽しみに!!
「今日の一言」
「いくらやっても出来ない!!」という事もあるかと思います。
そんな時は。。。
諦めましょう。潔く。
人それぞれ「得手不得手」というのは必ずありますからね。
プロの選手にだって出来ない事はあります。
でなければポジション別に分かれたりなんかしませんからね。
(FWより点の取れるDFがいれば「じゃあお前FWしろよ」ってなるでしょうし。)
あなたの得意なプレーを伸ばして「自分のスタイル」を確立していきましょう!!
コメントを書く