結局のトコロ守備でいちばん大切な事 - フットサル初心者が「個サル」で活躍する方法

結局のトコロ守備でいちばん大切な事

こんにちは。

佐藤タカヨシです。

なんと!今日もお送りするのは守備の追加記事となります。

攻撃編を楽しみにしてくださっている方、大変申し訳ありませんm(_ _)m

本日のテーマは「結局のトコロ守備でいちばん大切な事」です。

興味をお持ち頂けた方は、是非ご覧ください。


「結局のトコロ守備でいちばん大切な事」

今更なんなんだ、って感じですよね。。。スミマセン(´・ω・`)

今までもサラっとは説明してきたのですが、やっぱり本腰入れてこのテーマで記事をひとつ
しっかりと書く事が大切だと思いましたので、お伝えさせて頂きます。

その大切な事とは。。。ズバリ!!

「執着心」

コレですコレ!!

この要素が、守備をする上で最も大切であり、基本になる部分です。



「執着心」

ぶっちゃけ、コレが「守備の個人戦術」においていちばん重要であり、
ベースとなる要素です。

(もちろん、今までお伝えしてきた「守備の個人戦術」を蔑ろにしていい、
というわけではありません。)

今までお伝えしてきた要素が「技術」なら、今回お伝えする要素は「精神力」です。

要は「いかにボールを奪う事に対して執着出来るか」という事ですね。

(あくまで個人戦術に関する説明なので、自分のマークする相手がボールを持っている場合に
限定した話です。)

「絶対にボールを自分のモノにしてやる!!」という気持ちの強さの事です。

「ボールに食らいつく精神」と言い換えてもいいかもしれません。

この要素に関しては、その人の能力よりも「精神力」がモノを言います。

(精神力も能力のひとつである、とも言えますが。)


日本代表の「細貝選手」なんかがいい例だと思います。

彼は、俗に言うトコロの「潰し屋」です。

相手のボールに食らいついて食らいついて、攻撃のチャンスをつくらせない。

そして、チャンスがあればボールを奪い、味方の攻撃に繋げる。

この自分の特徴を磨き、武器として大きくする事によって彼は日本代表に登り詰め、
ドイツでも活躍する事が出来ています。

「執着心の塊」ですね。

もちろん他の選手にも無いわけではありませんが、彼のそれは一層際立っています。

たぶん、相手の選手にとっていちばん嫌な選手だと思います。


つまり、です。

この「ボールに対する執着心」を強く持つ事が出来れば、あなたが上手い下手に関わらず、
相手にとって「嫌な選手」になる事が出来るわけです。

極端な話をすると、「守備能力の高い淡白な選手」よりも「守備能力の低いしつこい選手」の方が
攻撃側としては嫌がる事が多いです。

なぜなら、たとえいくらカンタンに抜けたとしても、何度も何度もしつこく食らいつかれた方が
より攻撃側は「精神的なダメージ」を受けるからです。


もはや「恐怖心」と言ってもいいかもしれません。

「一体いつになったら諦めてくれるんだ」

こういった印象を相手に与える事が出来れば、もう相手はあなたの事が怖くて怖くて
仕方がなくなります。

すると、相手には「気の休まる時」が無くなり、精神的な疲労と共に「プレー精度」
段々と低下していきます。

この「執着心」という要素は技術や能力とは関係のない部分なので、フットサル初心者の
あなたでも「気持ち次第」でいくらでも伸ばす事が可能です。

また、執着心が強ければ強い程、他の能力の強度は上がり、上達のスピードも速くなりますし、
フットサルをする上での「プレー感覚」というのもより早く身に付くと思います。


「ボールに対する執着心」=「フットサルに対する気持ちの強さ」


そしてこの執着心という要素は、攻撃・守備に関わらず「フットサラー」にとって
最も重要で基本的な部分です。

ですが、個サルなんかだと意外にこの「執着心」を持っている人は少ないです。

(あくまで個人的な体験談ですが。)

理由としては恐らく「そんなしんどい事したくない」と思っているからだと思います。

個サルに参加する目的はそれぞれなので、モチベーションにも違いがあるという事
なんでしょうね。

つまり、たとえあなたが初心者だったとしても「執着心」を持ってプレーすれば、周りからは
「自分のチームにいてくれて助かるなぁ」と思われる事うけあいです。


「みんながしんどいと思っている事を率先して行う」


コレはフットサルに限らず、初心者が周りから認められ、自分の居場所を見つける方法
としてはいちばん手っ取り早い方法だと思います。

自分の上達にも繋がり、周りからも必要とされる。

正に「一石二鳥」ですね。


ただ見返りが大きい分、ホントにしんどいです。

精神的・体力的な疲労がヤバいです。。。

たぶん、やっていくウチに他の人がやらない理由が実感出来ると思います。

なので自分の体力も考慮して、御自身の身体と相談しながら「出来る範囲」から始める事を
オススメします。(体力が上がればやれる事の上限も上がっていくと思いますし。)

あくまで「個サル」なので。

御自身の身体を壊されたら元も子もありません。

せっかくお金を払って個サルに参加するのですから、めいいっぱい楽しむ為の「ペース配分」というのも考えていきたいですね。

(もちろん、個人の考え方次第です。毎回全力を出し切る方が上達のスピードは速いです。)


ただ、ひとつ注意して頂きたい事があります。

それは「ボールに対する執着心」「ラフプレー」では無い、という事です。

ラフプレーとは、日本語に訳せば「荒いプレー」です。

相手を押したり、削ったりするプレーの事ですね。

「ボールに対する執着心」を持つ事は大切ですが、その気持ちが高じてラフプレーに
なってはいけません。

特に個サルには審判がいない事もあるので、それぞれの基準でゲームは動いていきます。

「個サルの空気感」もその日や施設、メンバーによって変わってきますから、
見極めが大切になってきます。

あくまでもルールの範囲内で、相手をリスペクトして、みんなが気持ちよくプレー出来る
ように心掛けましょう。


あと、最後になりますが「意識して取り組む事」の積み重ねがとても大切です。

その積み重ねが習慣になると、いつしかそれが「当たり前」になります。

「ボールに対して執着する事」が当たり前になるよう頑張っていきましょう!!


と、いう事で本日はココまでです。

長文お読み頂きましてありがとうございます。

それではまた次回!!


今日の一言

「ボールに対する執着心」はとても大切ですが、闇雲にボールを奪いに行くという意味
ではありません。

コレは以前にも書きましたが、たとえば相手が前を向いて自分の間合いでボールを持つ事が
出来ている場合、俗に言う「良い状態」であれば奪いに行ってもかわされてしまいます。

「ボールに対する執着心という熱意」と共に「状況を見極める冷静さ」も併せ持って
いなければいけません。

もちろん「こぼれ球」のように「恐らく50:50だな」というような状況の場合には
「ボールに対する執着心」をより強く持っていた方が勝てる可能性は高いです。

情熱冷静さを併せ持ったフットサラーを目指していきましょう!!
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