ディフェンスが圧倒的に不利な理由 - フットサル初心者が「個サル」で活躍する方法

ディフェンスが圧倒的に不利な理由

こんにちは。

佐藤タカヨシです。

昨日のブレイクコラムはいかかでしたでしょうか?

今日からまた「実践守備編」の記事に戻っていきたいと思います。




「守備的守備」〜ボールを奪えなかった場合の守備〜

さて、ここまで長ーい時間「相手からボールを奪うポイント」

つまり「攻撃的守備」についてお話してきました。

成功体験を得る、というテーマに沿うカタチでここまで書いてきましたが、 実はまだいちばん
大事なところはお伝えしていないままでした。

みなさんも疑問に思ってくれたかもしれません。

「ボールを奪うポイントは分かったけど、それを実践してもボールを奪えなかった場合は
どうすればいいの?」



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※プレー中にへたり込んではいけません。


そうです。

「ボールを奪うポイント」
を全部実践しても「ボールを奪えない可能性」はあるんです。


むしろ

「ボールを奪いに行く」=「相手に抜かれる・かわされる危険性が高まる」

という事です。(奪いに行かなくてもかわされる危険性はある為)


「確実にボールを奪えると感じた場合は奪いにいきましょう」という風にお伝えはしてきましたが
「ボールを奪えなかった場合の対応」についてはまだお伝えしていませんでした。

なのでココからは「ボールを奪えなかった場合どうするか?」についてお伝えしていきます。




まず、最初の認識です。

守備において最も優れたプレーは「相手にボールを持たせない」という事です。


なぜなら、ボールを持てないという事は「攻撃においてほとんど貢献する事が出来ない」
という事になるからです。

(※ほとんどというのはボールを持たなくてもマークを引き付けるとかスペースを
作り出す動きをするなどの貢献の仕方もある為です。)


ただ、正直「相手にボールを持たせないプレー」は、かなり非現実的なものとなります。

ぶっちゃけ無理です。リームーです。

コレ、以前にも同じような事書きましたが、理由は「攻撃側が圧倒的に有利」だからです。

なぜなら、攻撃側には「選択の自由」があるからです。


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※お金が足りないと不自由もあります。


対して守備側はその相手の「選択」「対応」していかなければなりません。

「対応」=「相手の方が先に動いている」

つまり、どんなに予測をしたとしても基本的には「後手に回る」という事です。

なので、守備側が圧倒的不利になるわけです。




次です。

守備には「攻撃的守備」「守備的守備」の2つがあります。

攻撃的守備とは、今までお伝えしてきた「相手からボールを奪いに行く守備」の事です。

理由は「相手からボールを奪う」=「攻撃の第一歩」だからです。

つまり、ボールを奪って攻撃に繋げてゴールを目指すという事であり、守備的守備に比べて
より攻撃の意識が強い、という事です。


それに対して守備的守備とは、攻撃的守備でお伝えした「@パスカットAトラップの瞬間」
「実践出来ないと判断した場合に取り組むべき守備」の方法です。

(「Bボールを持った相手から奪う」は両方の側面を持っている)


「いや、そんなんせんでもずっと攻撃的守備してりゃいいじゃん。」


こんな風に思われた方もいるかもしれません。

もちろんずっと攻撃的守備を出来た方がより「勝利に繋がる可能性」を高める事が
出来るので、可能ならば攻撃的守備をやり続けた方がいいです。


しかし、物事はそううまく運びません。

なぜなら先程もお伝えしたように、攻撃的守備をしてボールを奪いに行けば行く程
「相手に突破される危険性」も高まる事になるからです。

「諸刃の剣」って事ですね。


また、攻撃側は常に「奪われるリスク」を考えて「リスクの低いプレー」を選択してきます。
(※エリアにも依りますが。)

もちろん相手の力量にも依りますし、常に「ボールを奪う意識」を持っておく事は
必要であり大事な事なのですが、反面「ボールはそうカンタンには奪えません」


そこで必要になってくるのが守備的守備です。

守備的守備とは「ボールを持たれる事」または「ボールを奪えなかった場合」を前提とした上で
「相手に突破されない事」を最優先の目的とした守備の方法です。

ココからはその守備的守備の「意識と優先順位」についてお伝えしていきたいと思います。




「守備的守備」の目的

守備的守備の最大の目的は「失点をしない事」です。

当たり前ですね、すいませんm(_ _)m

そして、それを達成する上で必要なのが

・「相手を前に進ませない事」

・「相手のプレーを遅らせる事」

などです。


特に大切になってくるのが

「守備的守備」=「相手のプレーを遅らせる」

コレですね。コレですコレ。


つまり「失点のリスク」を低くするために「数的有利な状況」がつくれるまで相手に
なるたけ攻撃的なプレーをさせないようにする、ということです。

加えて言うなら、その上で

「相手を止める」「シュートを防ぐ」などをして、

最終的に

「ボールを奪う」「失点を防ぐ」という事が目的となります。


具体的な方法として優先順位順に意識すべきポイントをお伝えします。

「守備的守備の三原則」

@相手に死角(裏)を取られない
A相手に前を向かせない
B抜かれない・かわされない


順を追って説明していきます。



「守備的守備シリーズ」

@「相手に死角(裏)を取られない」

コレは守備をする時に少なくともA・Bの状態に持っていく為に必要な「大前提スキル」です。

まず相手に「死角(裏)を取られる」とはどういう状況か?


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それは「相手を見失う」という事です。

つまり自分が「相手を認識出来ない」という事になり、自分が「相手の次の動き」
予測する事が出来なくなる、という事です。


コレがどんなに恐ろしいことか。。。

「相手の動きを予測出来ない」という事は、そもそもの話自分が相手の攻撃に対して守備を
する事が出来ない、という事になります。

つまり「プレーに参加出来ていない」という事になり「チームに貢献出来ない」という事です。

コレは、何よりも恐ろしい事です。


そして相手に裏を取られ、その相手にボールが渡る事になればもう最悪です。

なぜならば、「自分の背後でボールを持たれている」という時点で、既に相手は自分よりも
「自陣ゴールに近い場所」にいる事になるからです。

つまり、防ぐもなにも既に相手に「抜かれている状態」になってしまうわけです。

という事は、自分はもう相手を追い掛ける事しか出来ないわけです。


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コレは最悪です。

「相手を追い掛ける事」でしかチームに貢献する方法が無いわけですから。


では、そうならないようにする為にはどうすればいいか?

そこで大事になってくるのが「相手を見失わないようにする事」です。


ポイントは「自分のマークマン」と「相手のボール保持者」を「同一視野で捉える事」です。

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※三角形で結ぶイメージを持つといいかもしれません。


なおかつ「自分の後ろに自陣ゴールがある状態」にする事です。

(いくら同一視野で捉えても、自陣ゴールが自分の正面にあると相手の方が自分より
自陣ゴールに近いという事になってしまいますので。)


それを常時実践する事が出来れば「視線がズレる心配」はないので、少なくとも
「相手の動きに対応する事」は出来ます。

「自分のマークマン」と「相手のボール保持者」を常に「同一視野で捉えるポジショニング」
を意識しましょう。



ただ、コレは相当に難しい作業です。

なぜなら、相手も死角(裏)を取る為に「色々と仕掛けてくるから」です。

詳しくはコチラをご覧ください。

フットサル初心者がまず学ぶべき「守備の方法」とは?


その仕掛けの中でも特に怖いのが「ボールを目で追っちゃった瞬間」です。

特に「ボールホルダーに視線を向けた瞬間」がいちばん危険です。

相手は、その瞬間を狙う為にあなたの事をずっと見つめています。

なぜなら視線がズレた瞬間に、相手はあなたの視界から外れる事が出来るので
「フリーになりやすい」のです。

コレを相手にさせないように、常に細心の注意を払ってください。


ただ、ぶっちゃけ「相手を常に視界の中に捉える事」は出来ません。

「視線が外れる瞬間」は確実にありますし、相手も「視線から外れよう」と動くわけですから。

なので、完璧にしようとは思わなくていいです。

世界中の誰にも完璧にする事は出来ませんから。


ただ「常に相手を視界の中に捉える意識」は持つようにしましょう。

意識する事が大切です。

意識しなければ相手は常に「あなたの視界の外」にポジションを取る事が
出来るので、やりたい放題になってしまいます。

それさえ避ける事が出来ればオーケーです。

気楽にいきましょう。


また「視線が外れてしまった場合の対応策」は常に考えておきましょう。

大事なのは「予測する事」「意識する事」です。

常に頭を働かせながら、起こりうる事態を予測・想定する事を意識しましょう。



と、いう事で。

長くなってしまったので今日は以上です。

明日は続きのA「相手に前を向かせない」をお伝えしていきたいと思います。

本日も長文お読みいただきましてありがとうございます。

それではまた明日!


今日の一言

チラベルトの名言(元パラグアイ代表GK)
「相手が水を飲みにピッチの外に出てもプレスをかけ続けろ」

ちょっとおもしろかったので引っ張ってみました。

給水している時にまでプレッシャーを掛けられたら最高に嫌ですね。笑

何か個人的に恨みを買ってしまったのでは、といらん事まで考えてしまいそうです。

ココまではしなくていいですからね!

最後までお読みいただきましてありがとうございますm(_ _)m
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